探鉱フェーズでは、地下に存在する天然ガスを探し出します。地質調査や地震波等を用いた地球物理学的手法による最新のテクノロジーを駆使し、天然ガスが地下に溜まり得る地質構造や特徴を評価します。
地表から様々なアプローチで評価を行い、天然ガスの集積が見込まれる有望構造に試掘井を掘削します。試掘井により天然ガスの存在が確認された場合、坑井内の貯留層性状等の測定あるいは生産テスト、必要に応じて評価井を掘削して経済性の確認を行います。

探鉱フェーズにて十分な経済性が見込まれるガス田が発見された場合、天然ガスを実際に地表へ生産するための開発作業に移行します。生産作業時に必要となる天然ガスの様々な設備、例えば、貯蔵設備や出荷設備の設計や費用計算を行います。また、開発段階では生産井を掘削します。

探し当てた天然ガスを地下から地表へ生産します。生産計画に基づいて適切なガス田の管理を行います。生産量低下によって十分な経済性が保てない場合や鉱区権益が期限切れとなった場合、生産設備等を撤去して廃田作業を行います。